数ある浮気調査の探偵事務所はどこを見て選べばいいの？

現在探偵業法に基づいた届け出を行って探偵業を営んでいる探偵業者は約六千という大きな市場となっており、大手から個人まで様々なサービスを展開していますが、いざ自分が探偵業者を選ばなくてはならなくなった時にはどのような点を参考に選んだらいいのか、注意するべきことは何なのかについて詳しく説明していきます。

浮気調査ランキングはあてにならない

探偵業者を選ぶとなったときに多くの人が参考にするのがランキングですが、上位ランキングで紹介されている探偵業者はアフィリエイトフィーで決まっているケースが大半を占めていますから、高額なアフィリエイトフィーを払える探偵業者が優先的に上位ランキングで紹介されるというシステムになっています。

高額なアフィリエイトフィーを支払える探偵業者は、広告宣伝費を回収するため調査費用にその分を上乗せした高額な料金で利益を増やさざるを得なくなるのです。
調査員3名で調査する料金を取っておきながら、実際は1名で調査しているいうことは探偵業界では当たり前に行われているというのが実情ですから確かな根拠によって探偵業者を選ばなくてはなりません。

探偵業者を選ぶポイント

自宅からの距離

探偵業者の選定から契約、調査の進展などの状況に応じて、探偵業者の事務所を訪れて契約事項の説明や調査方針の説明、途中経過の報告などのために何度も探偵事務所に足を運ばなくてはならないことになるため、交通費や時間の浪費を避けるためにも自宅からの距離を考慮して探偵業者選びをするということが基本といえるでしょう。

単身赴任や出張先、愛人宅においての浮気調査の場合は、その地域の探偵業者に依頼することがベストといえます。

誇大広告をしていない

探偵業法に基づいて探偵業務を営んでいるとはいえ、探偵業界はあいまいな点が多く料金関しても目安になる金額を算出するのが困難といえるほど各探偵業者で料金のばらつきがあります。

明らかにおかしいと判断できるポイントは、調査料金の詳細や仕組みを全く示していないのに業界最安値などの安さのアピールをしている業者はかなりの高確率で優良業者ではありません。

浮気調査の成功を過度にアピールしている業者も疑っておいた方が良いでしょう。絶対に成功させますやトラブル件数ゼロなどの探偵業務を行っていれば失敗やトラブルは当たり前のように起こることであるにもかかわらず成功を過度にアピールする探偵業者は信頼できる業者とは言えません。

明確な料金制度

浮気調査は調査員2名行う探偵業者が一般的で以前は一時間一万から2万円という費用が掛かるのがだいたいの相場となっていましたが、高額になる可能性もあるため浮気調査を躊躇するひとも多く、探偵業界では調査時間があらかじめ決まっている定額料金制や裁判で通用する浮気の確たる証拠をつかんだ時だけ料金が発生する成功報酬制を取り入れて浮気調査依頼のハードルを下げる努力をしています。

業者によっては定額料金制と言っておきながら着手金や交通費、宿泊費などの費用を別途要求してくる場合もありますから、契約時には追加料金が発生することがあるのか各種料金の計算方法はどうなっているのかなどをしっかりと確認する必要があるでしょう。

3名以上の調査員を勧められたら要注意

探偵業者の中で良心的でない業者に限って一回の調査に3名以上の調査員で調査することを勧められますが、3名で調査するということはまずありえませんから2名のところを1名でというのはまだ良心的な方で2名のところを2名でというような優良探偵業者を探すのは時間がかかると考えた方がいいでしょう。

近頃では調査人員の数によって料金が変動しないタイプの料金設定をしている探偵業者も少なくありませんから、そのような業者を利用することがより安心といえます。

大手から探すとリスクが少なくて済む

探偵業法に基ずく届出を行っている探偵業者のうち半数以上が個人の届出でとなっていますから、個人経営の探偵事務所は数多くありこのような探偵業者は代表者が直接担当することになりますから細かいところまで希望を聞き入れてくれることが多いといえます。

料金交渉も代表者と直接交渉ができるので依頼者にとっては大きなメリットとなり得ますが、業者の選択を誤ると探偵業法に違反するようなことを平気でしたり調査報告書がいい加減だったりというようなトラブルが発生するケースも少なくありません。

このようなリスクを避けるためには大手の探偵業者を頼ることが賢明であるといえます。
規模の大きさのメリットから人員のクオリティや経験や実績の積み重ねによる浮気調査の精度の高さが期待できますから、悪徳探偵業者に騙されるリスクと安くてクオリティの高い個人探偵業者を探し出すことの時間と労力を考えると必然的に大手の中から探すということがベストな選択であるということになります。